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最新のメンテナンス情報は弊社ブログ「メンテナンス編」をご覧ください

無塗装のまま使用する場合

ミャンマーチーク自体に天然の油分を多く含んでいますので、無塗装のまま使用した場合でも徐々に光沢がでてきます。特に素足で歩行される場所は、自然に磨かれていきます。

普段は掃除機による清掃や「シュロほうき」等による掃き掃除でOKです。「シュロほうき」は高価ですが、艶出し効果など無垢材に最適なほうきです。

チークは水に強いので、水拭き掃除OKです。時々、市販の純石鹸や天然石鹸を水に溶かし、その溶液をモップなどに浸し軽く絞ってから拭くと、表面の汚れを落とすと同時に油分の補給にもなります。また、石鹸のもつ脂肪酸がチークフローリング内部に浸透し、汚れがつきにくくなります。これはソープフィニシュと呼ばれ、北欧の家具などで無塗装の風合いを活かすメンテナンスとして採り入れられる手法です。(下の写真は、「ソープフィニシュ」の実施例です。写真をクリックすると大きくなります。)

また、チーク無垢フローリングについてしまった水ジミ対処方法は、ブログで紹介してます。



みつろうワックス等で汚れをつきにくくする

キッチンなどの水周りなどには、撥水性をもたせ防汚効果を高める為のオイル仕上げやワックス仕上げがあります。

弊社ではチークに最適な自然オイルやワックスを販売しております。こうした塗料を塗布する事で、チーク表面に薄い保護膜を作り、汚れを予防します。また、天然の油分がチークに浸透し、濡れた時のような濃い色合いになります。

ウレタン塗装のようなハードコーティングではないので、チークの質感を損ないません。その一方で、無塗装よりメンテを楽にしたい方にオススメです。

また、浸透性なので、ウレタンなどコーティング系塗装と比べると補修が簡単です。1年~2年に1回、再塗布をしてください。



落ちない汚れは削り取る

染み付いてしまった汚れには、240番程度の紙やすりで汚れている箇所を研磨します。(かならず木目と平行になるように研磨してください。) その後、乾いた綿布(使い古したTシャツなど)で研磨で出た粉を拭き取ってください。

無垢材は合板と違ってサンディングによる研磨ができます。特に無塗装や天然ワックス仕上げの場合、汚れを削ることで、簡単にリニューアルできます。(ウレタン等ハードコーティングの場合は専門業者でないと難しい)

ただし、美しく飴色に変化した床材を研磨すると風合いを損ねる恐れがありますので、施工前に目立たないところで試してみるなど、注意をしてください。