外部用オイル タヤエクステリア(ヘーゼル)の塗装作業
こんにちは。店長の相原です。ミャンマーチーク一枚物TS90にリボス社タヤエクステリアを塗布した事例をご紹介します。
タヤエクステリアは、屋外用の浸透性塗料で木目をつぶさないサラっとした仕上がりながら、紫外線防止効果によってチーク材のシルバーグレー化を遅らせることができます。今回はチーク一枚物フローリングを屋外エリアに使用するにあたり、外部用オイルとしてタヤエクステリア(ヘーゼル)を選定しました。
デッキに使用する場合は雄実を落としてスノコ状に現場施工します。根太ピッチを300㎜程度にすることで、たわまずにしっかりとしたデッキになりますよ。
塗装した感じは、結構濃い目の濡れ色に仕上がりました。浸透性塗料なので、チーク材内部にオイルが浸透してチーク材をしっかり保護します。オイル塗装により木目が際立つようになり、ミャンマー産チークの目の詰まった感じがよくわかるようになりました。
室内用のアルドボスオイル同様に、タヤエクステリアもムラになりにくく、キチンとした手順を踏めばどなたでも綺麗に仕上げることができます。2回塗布で仕上げるので、1回目と2回目の塗装の間に12時間ほど乾燥時間が必要です。
塗装手順について
- 必要なもの
- タヤエクステリア ヘーゼル(0.75L缶 約12㎡分)
- 塗装用スムーサー(コテバケでも代用可)
- 綿ウエス(綿Tシャツでも代用可)
- 塗装用バット(ボウルでも代用可)
- サンドペーパー(粒度180番~240番)
- 塗装作業
- チーク材表面をサンドペーパーで軽くならして、滑らかにする
- 塗料適量をバットに入れて、塗装する箇所にチョンチョンとつけていく
- スムーサーで薄く伸ばす様に塗り伸ばしていく
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- 目線をフローリング表面に近づけて、塗り残し・塗りムラがないか確認する
- 塗布後、すぐにウエスで余ったオイルを拭き取る。(ウエスで拭き伸ばす感じ)
- 2回目塗布前に毛羽立ち部分があれば、サンドペーパーで滑らかにする
なお、塗装に使用したウエスやスポンジは自然発火の恐れがあるので、水に浸してビチョビチョにしたままゴミ袋にいれて廃棄してください。
ミャンマーチーク材はヨットやクルーザーのデッキにも使用される水に強い樹種です。デッキに使用しても十分な耐久性があります。一方で、重厚なデッキ用材と違い、ほどよい硬さなので歩行感も優しく疲れにくいデッキになります。
メンテナンスでは年1回を目安にタヤエクステリアを再塗装することで、美しい茶褐色のデッキを愉しむことができます。リッチなアウトドア空間作りにミャンマーチークフローリングをご活用ください!
なお、弊社ではオイル塗装をしてから出荷する「塗装オプション」も販売しておりますので、お気軽にご相談ください。
チーク材x屋外用塗料タヤエクステリア
ミャンマーチーク材は耐久性がありますので、屋外のデッキ等にも使用ができます。木材を屋外で使用する場合、退色してシルバーグレーになっていきます。
この退色の進行を遅らせながら、チーク材の木目を活かす塗料として外部用オイル塗料があります。
以前、リボス社のアリスを紹介しましたが、同社より販売しているタヤエクステリアのヘーゼル色とマホガニー色をアリスのライトチーク色と塗り比べてみました。 続きを読む »
リボスのウッドデッキ塗料「アリス」塗布事例
あけましておめでとうございます。店長の相原です。年明けよりチーク材のご注文たくさん頂き、まことにありがとうございます。 1月・2月と続々と入庫してきますので、皆様のご注文を心よりお待ちしております。
さて、チークデッキを施工頂いたT邸のデッキ再塗装に、リボスより新発売となった外部用浸透性カラーオイル「アリス」をお試しいただきました。チーク材に塗布するので、色は「ライトチーク」にしました。作業は昨年の8月に実施していただき、12月までに塗料の耐久性がどうなったかを確認しました。結果は・・・
「他社の屋外用オイルと比べても持ちがよく、自然な風合いを保っている」という評価をいただきました。
南洋材のハードウッドでも、低粘度で木材内部に深く浸透することで、テカテカした光沢がなくチーク材本来の質感を残して自然な感じです。
ミャンマーチークは屋内だけでなく、屋外で使用されることもありますが、その際に塗布する塗料としてなかなか良い物が見つかりました。
弊社でも販売しておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください!