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8月 13, 2014
admin

マリン用のデッキ材として最適なミャンマー産本チーク材

お盆の時期で、問い合わせも少なめなのでデッキ材としてのミャンマーチーク材を端的に表現していた海外の文書を紹介します。日本語訳として表現が??なところもありますがご容赦ください。 なぜミャンマー産本チークがヨットやクルーザのデッキ材として使用されるのかが記載されています。デッキなどで使用されるチーク材は現地でも区別されて取引されています。とくに、柾目材を選別して造船材としており、ヤンゴンには海外市場向けにヨットデッキをテンプレートにそってプレカット?して製造している工場もあります。

欧州などはヨットなどのマリン産業の市場規模が大きいので、こうしたサービスも充実しています。

 

チークのヨットデッキ

チークの持つ珍しい美しさ、その豊かな黄金色の光沢、装飾的な木目、そして、寸法安定性と強さ、耐朽性は、海洋造船材として最良の材となる素養を兼ね備えております。

チークは、森の王として知られています。

チークは多くの用途に使用できますが、チークの代替となるような樹種は多くないです。

チークは、造船産業の柱として考えられてきました。チークは、航空母艦、高いマストを有する高級大型帆船、洗練された周遊船、精緻な作りのヨット、ディンギーならびに頑丈な作業船にまで用いられました。

何世紀もの間、チークのデッキは卓越性の手本として君臨してきました。しかし、多くの人々が、チークの木材として優れた点と多岐にわたる使用用途を熟知しているというわけではありません。

チーク材は炎天下の紫外線照射と波浪を被って海水に浸される事の繰り返しに耐えることができる唯一の木で、割れない・ひびが入らない・ゆがまないので、デッキ材としてチーク材が重宝されるのです。

タイタニック号のデッキは、チークでおおわれていました。運命の1912年4月15日にタイタニック号が沈んだのですが、今日もなおチークデッキ材が海の中で残存しております。また、150年前にヤンゴン川に沈んでしまったチーク丸太を引き上げたところ、伐採されたときと同じように心材部分は丈夫なままで金褐色のままでした。

 

高湿度条件となるボート船内部分では、チークはドア、ハッチと家具に理想的です。

というのも、チーク材はゆがまず、ねじれず、寸法安定性に優れているので、こうしたゆがみが原因で開閉困難になるドアや引き出しなどの用途に最適なのです。

その他の樹種の多くは水にぬれると簡単にワレが発生しますが、チークは天然の油分を含んでいるので、たとえ直射日光と海水を被ることを繰り返すような洋上の過酷な条件のなかでも寸法安定性を保ったまま形状を保つことができます。

また、チークはシリカ成分を多く含んでいます。このシリカ成分は、濡れたデッキの上を歩くときに滑り止め機能となります。オークやパイン材のデッキを歩く場合はスリップして転倒することが多いですが、チークデッキの場合はスリップすることは起こりにくいです。

海洋で使用する場合、金属は容易に腐食し、接触している木材も黒色に酸化する傾向があります。しかし、チークは含有する天然油分の利点によって、こうした変化がおきません。

チークデッキはペンキまたはニスを必要としないで、時間とともにシルバーグレーに経年変化していきます。猛烈な冬の吹雪、モンスーン気候のような降雨、熱帯地方の熱と砂漠の焼けるような乾いた状況さえ、チーク材の強度に影響を与えません。

チークは、テクトキノンという成分を有しており、シロアリやフナクイムシ、木材腐朽菌を忌避させる効果があります。

チークは、機械または作業工具での加工が比較的簡単な木です。

職人と彫刻家は、その特質を尊びます。チーク以外の樹種や人工木材で、こうした普遍性を持つものは殆どありません。

 

チークは、貴重な資源です。

世界、ビルマ、タイ、ラオスとインドのわずか4カ国のみが、天然のチーク樹林を持っています。

タイはかつて3千万エーカー以上のチーク林を有しておりましたが、数百エーカーに激減しました。その結果、1982年にタイはチークの伐採を禁止しました。チーク林は生物学的にも経済的にも国家に対する影響が大きいので、厳しくコントロールされることになりました。

チークは、世界の中でも最も保護された商業的な樹種といえます。

 

チーク材の丸太を運搬する象象によるチーク材の伐採・運搬は、重機による伐採・運搬に比べて環境への負荷が低いため、いまだに広範囲で実施されております。

ミャンマーは、世界の天然チーク材供給の80%を担っています。チークは、熱帯多雨林の樹種でありません。落葉混合樹林で育ちます。

自然な環境の中では、1エーカー当たりの1~5本の木だけが最高の発育環境にあります、しかし、次世代のための更新可能な天然資源としての希少性に目をつけた先見の明のある森林管理者の助けを得て、ビルマ(当時)は1856年にプランテーションを確立しました。

 

ビルマからのチーク種子を元に、アフリカと中央アメリカでプランテーションが始まっております。潜在的収益が巨大であるので、多くの会社はチーク・プランテーションに投資することを願っています。

 

ミャンマー産本チークは、世界の他の地域産のチークとは比較の対象にはなりません。

様々な気象条件、地形学、土壌、水はけ、高度、雨量、乾いた季節の長さ、適切な育林技術の欠如と専門的な管理方法の違いが、他国産のチークがミャンマー産本チークに木質、硬さ、木目、色合い等の点で遠く及ばない要因となっています。

 

チークが高値なために、多くのヨット・ビルダーは、チークの代わりにオーク、タモ、カエデ、マホガニーまたはチェリーの使用を試みました。

また、他にはアフリカ原産の樹種を「アフリカンチーク」として販売促進しようしております。

これらの樹種は様々な用途で代替可能かもしれませんが、造船材としてチークは代替不可能な唯一無二のものです。

 

チーク材の加工後の美しさや信頼性だけでなく、潜在的な顧客クレームを避けるために、多くの船大工はチーク材に回帰しました。

船が海を通う限り、ビルマ本チークは造船材に不可欠なピースです。ビルマチークは、まさにマリン産業のための自然界から贈られたギフトではないでしょうか。

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