12月 27, 2010
admin

無垢材のメンテナンス実験<水ジミ編>

年の瀬といえば、大掃除。普段は見過ごしているところも、一念発起でメンテナンスしてあげる時機です。

というわけで、チーク材のメンテナンスに関して、海外のサイトで面白い記事をみつけました。内容は、無垢のチーク材についてしまった水ジミをどのようにして回復するかということです。紹介するのはカナダのMarilynさんの方法です。 Marilynさんの方法とは、汚れにフキンをあててアイロンするだけというシンプルな内容。でも、やってみたという人からは称賛の雨!通常はサンドペーパーによるサンディングになるのですが、経年変化で味のある色合いになっている場合はペーパー当てるのは少し気が引ける・・・というときにもってこいです。

早速、自社のカットサンプルを使って実験しました。

無垢材に汚れを付けた様子

準備

水ジミだけではなく、醤油・ワイン・コーヒーと汚れのつきやすい液モノを用意して実験しました。実験内容は以下の通りです。

  1. 無塗装のカットサンプルに染みができるようにワザと汚れを5分ほど放置しました。
  2. その後、ふきん(今回は綿タオル)を下敷きにして、家庭用のアイロンをあてがい汚れを取り去る。

以上です。結果は・・・・

所要時間3分程度で水ジミは綺麗に取れました!! 醤油・コーヒーのシミも言われないと判らない程度に取れました。ワインは・・・手強かったです(ワイン染みはペーパー当てました)。

水染み等のついて無垢材

Before

水ジミが取れた無垢材

After1

水染みがとれた無垢チーク材

After2

サンディングした時のように削りとるものではなかったので、無垢材自体の色合いの変化も少なかったです。ただし、表面が少し毛羽立つ感じになりました。(この毛羽立ちはゴワゴワした布やナイロンタワシで軽く撫でてやると取れます。)

この実験、なかなか良い結果だったので今度は私の無塗装床で試してみます。結果は後日UPします。
ちなみに、この海外サイトではオークの無垢テーブルで試した方もいました。チークに限らず他の無垢材でもいけるんでしょうか?もし、試した方がいればコメントお願いします!
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