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8月 30, 2013
admin

リボスオイル塗布作業

本日は商品サンプル用にチークの乱尺品にリボスオイルを塗布しました。
チークは油分が多く無塗装でも自然な艶がでる樹種ですが、リボスなどの天然オイルを塗布すると木目が引き立ち色合いも濃くなります。今回のロットは縞チークが多く、オイル塗布をすると褐色の縞模様がブワーっと浮き立ちました。
無垢床材オイル塗装

チークは導管が太くオイル塗料の吸い込みが良いので、塗料がベタベタせずに綺麗に塗れます。今回使用したリボス社のアルドボスは艶消しタイプなので塗装後はマットな仕上がりで経年変化で味わいが深まったような色合いになります。
弊社では下塗り・仕上げ塗りと2度塗りを行います。塗布には洗車で使うような黄色のスポンジがコストも安く便利です。

一方、無塗装のまま使用して、時々ソープフィニッシュという方法でメンテナンスすると、数年かけてオイル塗装を施したような色合いに変化していきます。
施工後数年経ち、間接照明に照らされて、なんともいえない光沢を放っているチーク床材をみると、「少しずつ味わい深くなっていくなぁ」と感慨深いものがあります。

塗装作業をしていたところ不思議な杢目を発見しました。木材が波打っているわけではないのですが、さざ波が押し寄せるような波紋の木目が現れています。木目は木の育つ環境に合わせて木がバランスを取った結果だといわれますが(杢目について詳しいサイト)、こうした杢目をもつものはどんな状況で育ってきたのかと不思議になります。
チーク杢

このような杢目を発見した際には、樹木の育った環境を想像してみるのも面白いですよ。

8月 13, 2013
admin

ミャンマーチーク無垢フローリングの製材動画

みなさま、残暑お見舞い申し上げます。
急に暑くなりましたね。ヤンゴンと変わらないような暑さです。むしろ横浜は雨が降ってないのでヤンゴンよりも暑いかもしれませんね。

さて、今回はチークの製材についてYoutube動画を使ってご紹介します。I-phoneの動画なのでサイズが小さいですが、ご勘弁下さい。

まずは丸太の製材から。比較的小さな丸太を製材しております。
こうした作業を繰り返した板状にしたものを適当なサイズに揃えて、人工乾燥庫にかけます。

人工乾燥を経て、所定の含水率まで低減させた後、モルダーと呼ばれる製材機に欠けます。四角の角材から、フローリングの横の凸凹と裏面の凹みを加工します。また、幅・厚みなどをこの過程で揃えます。加工をかける半製品の長さの調整や加工刃の研磨などエンジニアの腕の見せ所です。この加工の後、弊社の従業員による厳しい品質チェックが入ります。

チークの製材所は、チーク材特有の香りが充満しています。また、削りカスも油分を多く含んでいるので握ると砂団子みたいに固まります。

8月 2, 2013
admin

アジアンウォールナットの原木

蒸し暑い日が続きますが皆様如何お過ごしでしょうか。蒸し暑い日こそ、さらりとした風合いのチークやアジアンウォールナット無垢フローリングの爽やかな踏み心地をご堪能下さい。

さて、弊社にて絶賛販売中のアジアンウォールナットの原木を紹介します。アジアンウォールナットはチョコレート色の色合いの樹種です。チークなどと比べると結構硬くて重いです。

アジアンウォールナットの原木断面

アジアンウォールナットの木目

アジアンウォルナットは木自体が褐色の色合いなので、着色などを施さなくてもダークな色合いの床材になります。また、万が一傷がついたりした場合でも元々が濃い色合いなので、傷が目立つような事は余りありません。

木目が明瞭なので、オイル塗装をするとこの木目が浮き立ち、すごく綺麗な色合いになります。
アジアンウォールナット無垢フローリング施工例
こちらの施工例ではリボス クノスオイルを塗布しております。ダンスホールですが、傷なども目立ちにくく美しい木目が特徴的です。


結構長い物もあります。

アジアンウォールナットの丸太
樹皮はクルミの木のような、ナラの木のような、ゴツゴツした感じの樹皮です。ちなみに丸太の上に空いている穴は鎖を通す為の物です。ここに鎖を通して、象が1本1本丸太をジャングルから運搬します。ワイルドですよね。

無料サンプルでは、オイル塗装を施した物も送付可能です。是非、実際にお手にとって頂ければと存じます。

無料サンプル申込