4月 5, 2013
admin

噂のティラワ工業団地に行って来ました

3月にミャンマーへ行ってまいりました。
今回は定期出張に加えて、中小企業庁主催のミャンマー官民合同ミッションにも参加しました。

定期出張では4月積み貨物のアジアンウォールナットAWN12とチークTS90の検品、及び2013年度の価格について打合せました。2014年度からの原木丸太の輸出規制が始まるので、規制前に買い溜めしておこうとする海外バイヤーによって原材料価格が上がっています。
また、国内製材業者も必要数量を確保する為に、海外バイヤーから買い戻すことなどもしているようです。
その為、市場でのチーク材の価格も上がっているようです。写真はティラワ工業団地にある港湾施設から出荷されるチーク丸太です。

チーク原木丸太

インド向け輸出用チーク原木

申し訳ないのですが・・・、弊社の販売価格も次回の船積み分より既存品は5-10%ほど値上げの予定です。
一方、価格を抑えた新商品の企画を進めております。今年度中には上市したいのでご期待下さい。

さて、官民合同ミッションに3月23-25日で参加してきました。現地商談会の他、ティラワ工業団地およびティラワ港視察、ネーピードーで投資担当の官庁の方のプレゼンと盛りだくさんの内容でした。
日本・ミャンマー両政府の肝いりで開発しているティラワ工業団地は、経済特区も設定があるらしく、日本から製造業を中心に多くの方が関心を寄せておりました。
いまはまだ野原ですが、発電所・上下水道などのインフラを整備して日本を始めとした外資を呼込みたいとのことです。
ミッション参加者の方と話をすると、今回の民主化・外資誘致は本気だ!という方や投資するにはまだ時期尚早だなーとか様々な意見がありました。

私の感覚では、現大統領の下民主化・経済改革は待ったなしで進んでいる感じがします。現地のお客さんの話では、実際の数値には現れてこないけど、ミャンマーの人々の中に「お、なんだか経済成長・発展してきているな」という雰囲気があるということです。また、現大統領の政策も国民に人気が高いようです。例えば、携帯電話のSIMカードを格安で販売するようにトップダウンで決定するなど大胆かつ果断に進めているそうです。私が2005年に初めて訪問した時とは隔世の感があります。

ネーピードーの国会

ネーピードーの国会

さて、今年も恒例となった児童支援活動をしている保育園へ訪問しました。この保育園では、両親がいない児童や経済的な問題のある家庭の児童へ食事・教育・保健・遊びの場を提供しております。今回は現地パートーナーの計らいでオモチャがプレゼントされました。おかげでみんなテンションが高いです。ミャンマーでは物価が安いので、少ない支援でも大きな効果を生む事ができます。弊社では、皆様から頂いた収益の一部をこのプロジェクトに当てています。

ミャンマーの保育園支援

保育園の様子

ミャンマーでのNPO活動

オモチャもらってHappy

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